年が明けると中晩柑のシーズン
年内の小原紅早生・宮川早生など、早生みかんも出荷が終わり農家さんでは元旦の準備。
一般的な話ですが温州早生ミカンの出荷サイズは3Sから2Lまでで、進物はL・M・Sが中心。
それ以外は加工・ジュースに回されます。
1つのコンテナに20キロ入るのですが、個数はおよそ200個以上。
進物のMサイズで色・傷無し・扁平型をシビアに選別すると(個人差はありますが)20個少ししか取れません。
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年が明けると1月から、中晩柑類の納屋での生け込み(分別作業)が日々の仕事になります。
サイズは早生ミカンと比較すると、大きい果実ほど出荷時の評価は高くなります。
この青海地区では、中晩柑はデコポン(不知火)が主な栽培品種でしたが、生け込み中の腐敗果の発生、雨・寒波などの異常気象などにより歩留まりが30~40%という状態もあり、栽培を徐々に他品種に変更されたようです。
以前は我が家でも温州早生が終わると2月下旬までは農閑期でわりとのんびりしていました。
20年位前から日南に「はるみ」を接ぎ木、次に「せとか」の導入と品種を変えていきました。
中晩柑は冬の天気任せ・・・みたいな感もありますが食味は申し分ありません。
サンテを着せ、木になっているのはせとかと八朔・デコポンの3種類だけになりました。
年末から3月初旬までは毎年目が離せない2か月です。
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みかんの家系図
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